架線測定とは、電車に電力を供給するトロリ線の高さ・偏位を測定することです。トロリ線の高さ・偏位には一定の基準があります。
電車線の工事においては、トロリ線からパンタグラフを通じて確実に集電できるよう、工事施工後に細心の注意を払って架線測定を行い、トロリ線の高さ・偏位が基準内に収まっているか、確認しなければなりません。従来は2人1組で行っていた架線測定作業を1人で正確に行うことができます。
高さ測定範囲 | 1,400~8,000mm |
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高さ最小目盛 | 1mm単位 |
偏位測定範囲 | 新幹線用、G=1435用:片側1,100mm G=1067用:片側900mm |
偏位最小目盛 | 1mm単位 |
装置重量 | 新幹線用、G=1435用:(約)11.3kg G=1067用:(約)10.4kg |
測定方法 | レール面に測定器を置き、アーム部分にセットされたレーザ距離計からレーザを照射して架線の高さを測定する。アーム部分のレーザ距離計の移動量より偏位を測定する。 |
記録方法 | デジタル版の場合、レーザ距離計の高さを無線通信でiPhoneアプリに伝送し、偏位の測定値をiPhoneアプリが読み取り、csvデータで記録する。 |
測定アプリ | iPhone対応 |
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