人々の生活や社会の発展に大きく貢献する鉄道システム。新生テクノスは東海道新幹線をはじめ、JR東海やJR九州の在来線、地下鉄、私鉄などの電気設備工事の施工・保守を通じて、鉄道の安全・安定輸送、旅客サービスを電気設備の面から支えています。また、北陸、九州新幹線や地下鉄などの新線建設工事にも従事して来ました。これまで培われた高い技術力と豊富な経験に基づく施工力で、日本の鉄道インフラの構築、安全・安定輸送に貢献します。
「JR長崎本線連続立体交差事業」は、長崎駅から浦上駅までの鉄道を高架化することにより踏切をなくす事業であり、交通の円滑化や東西市街地の一体的・均衡ある発展に寄与します。当社は2009年度から浦上駅付近の電気工事(電車線、電灯電力、信号、通信)を施工し、2020年3月28日早朝、高架上に線路を切り替え、使用開始となりました。
電車線工事の施工は、高架橋の両側に隣接する建物と切替前の線路があるため、多数の作業車を高架上に搬送して作業を実施した。また高架化に伴い、浦上駅新駅舎の電灯電力工事を施工した。
信号工事は列車運行を制御する継電連動装置・電気転てつ機・信号機・ATS-DK等設備の新設工事、通信工事は浦上駅新駅舎の列車接近表示器・自動放送装置等駅およびホーム上設備の新設及び既設設備の撤去を施工した。